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名古屋と豊田で商業用水素ステーションを竣工

日本エア・リキード株式会社(以下、日本エア・リキード)と豊田通商株式会社(以下、豊田通商)の合弁企業である 豊通エア・リキードハイドロジェンエナジー株式会社は、かねてより建設を進めていた、 愛知県内2カ所の水素ステーションの竣工式を本日執り行いましたのでお知らせします。

名古屋熱田水素ステーションは名古屋市中心部で、また豊田インターチェンジ水素ステーションは、豊田市内において、それぞれ燃料電池自動車向け商業用水素ステーションとして第1号となります。両ステーションでは、一台の燃料電池自動車を3分以内で水素充てんし、車種にもよりますが、一回の充てんでおよそ500km以上におよぶ走行を可能とします。

両ステーションとも、外部から輸送された水素を利用する、いわゆる「圧縮水素オフサイト方式」で、日本エア・リキードが、設計・設置を担当しております。親会社エア・リキードグループの持つ全世界60以上の納入実績と半世紀に及ぶ水素の工業利用での経験を生かしております。

これに先立ち、1月18日には日仏間の経済関係強化のため初来日中のミシェル・サパン仏財務・公会計大臣を名古屋熱田ステーションにお迎えしました。同大臣は日本エア・リキードと豊田通商の合弁事業を革新的かつ地球環境に貢献するものだと評価されました。尚、フランスは国連気候変動枠組条約の「第21回締約国会議(COP21)」(本年12月開催予定)のホスト国です。

エア・リキードは水素エネルギー業界に世界各地で積極的に関与しています。オランダ(ロッテルダム)、ドイツ(デュッセルドルフ)、デンマークといった欧州諸国、ならびに米国で一般商業向け水素ステーションを運営しています。日本での活動も積極的で、これまで3カ所(東京、川崎、佐賀)の水素ステーション建設実績があります。

水素は次世代のクリーンエネルギーとして有望視されています。燃料電池内で、酸素と結合することで電気を生み出し、水が唯一の副生物です。エア・リキードは製造、貯蔵、配送から利用技術にいたる川上から川下まで幅広い領域で水素に携わっており、クリーンエネルギーとしての水素の普及に貢献してまいります。
 

日本エア・リキード株式会社 社長兼CEO、矢原史朗のコメント 「本日、名古屋熱田、豊田インターチェンジ、両ステーションを竣工することができ、大変ありがたく存じます。エア・リキードは世界での経験を生かし、水素モビリティー社会の実現に貢献してまいる所存です。とくに自動車製造やハイテク技術で世界をリードする日本において、持続可能な代替エネルギーの開発の一翼を担うことは、新技術を求める新しい世界のトレンドに対してイノベーションでお答えするというエア・リキード グループのコミットメントを表す良い機会と捉えています。」
 


名古屋熱田水素ステーション



豊田インターチェンジ水素ステーション
 

豊通エア・リキードハイドロジェンエナジー株式会社

本店所在地:  愛知県名古屋市中村区(豊田通商本社内)
出資比率:     豊田通商 51%、日本エア・リキード 49%  

 

ク リーンエネルギーとしての水素

水素製造には、天然ガスをはじめさまざまなエネルギー源があり、再生エネルギーから作ることもできます。
「Blue Hydrogen」のスローガンのもと、エア・リキードはエネルギー利用のための水素製造の脱炭素化を段階的に進めていくこととしています。具体的には、以下の方法を用いて、2020年までにエネルギー利用のための水素のうち少なくとも50%を炭素フリープロセスによって製造することをめざします。

  • 水の電気分解やバイオガスなど再生可能エネルギーの利用
  • CCS(二酸化炭素貯留)技術の利用

天然ガス由来の水素はすでに大変環境効率の高いエネルギーキャリアです。この水素を燃料電池自動車に用いれば、内燃機関エンジン車と比べて、「採掘から走行(well to wheel)」ベースで、20%温室効果ガス排出を低減できます。

 

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