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エア・リキードグループ 2014年連結業績 複雑な経済環境の中堅調な業績 増収増益を実現

*為替変動、天然ガス価格変動、Anios売却など非定常要因の影響を除く 
**為替変動、Anios売却など非定常要因の影響を除く

ブノワ・ポチエ エア・リキードグループ会長兼CEOによる2014年業績へのコメントは以下の通りです。  
「為替や原油価格が急激に変化する複雑な経済環境の中、2014年のエア・リキードグループは売上、営業利益,及びキャッシュフローにおいて堅調な業績になりました。
2014年の収益成長の主な要因として、北中南米、アジア太平洋地域と発展途上地域での強い成長、さらにエレクトロニクス事業が好調であったことが挙げられます。ヨーロッパでは、成長が鈍化していますが、第4四半期に改善が見られました。全体として当社のガス&サービス及びE&Cの分野で、第4四半期並びに通年ベースで成長しました。
2014年もグループとして競争力強化を継続しました。特に、コスト抑制や効率改善は営業利益成長に貢献しました。
バランスシートは力強く、投資決定は28億ユーロ、新規契約の締結は今後の成長に貢献し、進行中の先行事例はイノベーションを加速します。
したがって、大きな環境の悪化がなければ、エア・リキードは2015年も純利益増を達成できるものと見込んでいます。」  



2014年連結売上は、15,358百万ユーロとなりました。比較可能ベースでは前年比4.5%増となりました。為替の影響により、報告ベースでは0.9 %増となりました。 ガス&サービスの売上は、13,867百万ユーロとなり、比較可能ベースで4.1%増となりました。この業績は定常的な事業成長と新規、増設、及びM&Aが貢献しています。ガス&サービスは比較可能ベースでV全ての事業部門で売り上げを伸ばすことができました。

ラージインダストリー事業では、3.6%の増益となりました。これは、アジア、特に中国でのエアガス及び水素の継続的需要、米国並びに中南米でのエアガスの好調な売上、さらには北欧における製錬産業での水素需要増が貢献しました。 

工業事業は、3.0%増となり、好調な業績となりました。これは、中国での全製品群の需要増、北米、特にカナダでの堅調な売上が反映されています。ヨーロッパでは西欧と東欧の状況の違いが明確になる中、第4四半期には回復が見られました。また、全ての発展途上地域で売上は高水準でした。(+9.0%)

ヘルスケア事業は、全地域で売上増となり3.7%増となりました。世界各地域にて増加を達成、とりわけ南米とアジアの発展途上地域では二桁成長となりました。成長を牽引した要因はやはりヨーロッパの在宅医療で(+5.5%)、値上げ圧力が高まる中、需要は持続し、さらには衛生関連の売上高が好調であったためでした。(+6.1%

エレクトロニクス事業の売上は12.0%増となり、好業績となりました。この原動力は好調なキャリアガスの売上で、特に中国と米国において好調でした。また、特殊材料ガスとALOHA™事業も米国、日本、及び台湾において好調でした。2013年に買収したVoltaixも業績に貢献しました。

エンジニアリング&テクノロジーの売上は15.6%増(比較可能ベース)となり、社外顧客関連プロジェクトの好調な推移を反映しつつ、また一方で受注も良好なレベル(14億ユーロ)を維持しました。

グループの営業利益率17.1%を達成、321百万ユーロの効率改善に支えられ0.2%増加し、年次目標をも上回る結果となりました。この改善実績はガス&サービスにおいてはさらに顕著となりました(0.4%増)。純利益1,665百万ユーロを達成、報告ベースでの増加率は1.5%増、比較可能ベースは3.8 %増でした。実効税率も増加し、2013年の26.6%から2014年は28.3%となりました。

グループのキャッシュフローモデルも引き続き堅実性を示す結果となりました。純負債は6,306百万ユーロと為替の影響を除くと実質変化がなく、負債資本比率は53%と若干改善しました。税引き後の使用総資本利益率(ROCE)は為替影響を除くと11.1%で(報告ベースでは10.8%)、現在計画段階にあるプロジェクトの始動で改善を見込んでいます。


2015年2月16日に開催されたエア・リキード取締役会において、監査を受けた2014年度決算報告書が承認されました。グループ監査役は意見書発行のプロセスを進めています。  

次回の年次株主総会にて、取締役会は2014年実施配分である既存10株式に対し無償1株式提供を考慮の上、1株あたり2.55ユーロの配当支払いを提案します。配当日は2015年5月18日に、支払日は2015年5月20日に予定しています。

取締役会は2015年5月6日年次総会に提出する決議草案で、2011年以来当社取締役会メンバーを務めるSiân Herbert-Jones氏の任期4年間の更新、及びGeneviève Berger氏の任期4年間の任命を盛り込むことを承認しました。

取締役会はさらにGérard de la Martinière氏及びCornelis Van Lede氏の任期が次回年次総会にて満了することについて正式に言及し、取締役会における任務と取締役会内各委員会での役割に対する両氏の多大なる貢献に感謝をいたします。

年次総会の後、取締役会は、当社の従業員であり2014年6月18日にフランスの労働評議委員会に任命されたメンバーを昨年来含む12名によって構成されます。年次総会にて選出された11名のメンバーのうち9名は内規に規定されるとおり社外メンバーとなっています。取締役会は5名の女性と国籍がフランスではない6名のメンバーを含みます。

さらに、取締役会は2014年並びに2015年の役員報酬を決め、その詳細はエア・リキードのウェブサイトに公表される。2014年の役員報酬の内容については、昨年同様「報酬への見解」決議2項目に沿って株主に提出されます。

最後に、「フロランジュ法」として知られる2014年3月29日にフランス法が導入した二重選挙権に関し、取締役会は、これまで20年間エア・リキードで実行されてきた「1株1票」の原則に戻るため株主総会にて関連内規の修正を提案する決定をしました。この株主平等の原則は、ロイヤルティー報酬がボーナス配当で支給されてきた株主の権利を守るという理念に合致するものです。

さらにブノワ・ポチエビデオインタビューを通じて2014年度エア・リキード グループ業績についてコメントしています。ビデオインタビューは当社ウェブサイト(www.airliquide.com)にてフランス語と英語にてご覧いただけます。

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