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エア・リキードグループ 2015年連結業績 昨年に引き続き堅調な業績・売上・営業利益率・純利益とも増加 エア・ガス社買収に向け合併同意にサイン

 

ブノワ・ポチエ エア・リキードグループ会長兼CEOによる2015年業績へのコメントは以下の通りです。  
「世界経済成長が減速する中、2015年のエア・リキードグループは昨年に引き続き売上、営業利益率および純利益を伸ばし堅調な業績を達成しました。ガス&サービスの売上は、四半期毎に成長率が増加しました。ヘルスケア事業、エレクトロニクス事業、ラージインダストリー事業での新規契約による出荷量増加が事業成長に勢いを与えました。地域としては、ヨーロッパの漸進的な回復や発展途上地域経済が寄与しました。ヨーロッパではヘルスケア事業の成長と特定の工業分野の下半期での改善が寄与しました。北米では、石油・ガス関連分野と製鉄分野でマーケットの低迷がありました。発展しているアジア―パシフィック地域を見ると、日本の復活や中国の粘り強い成長の継続が貢献しています。

全体としては、有利な為替レート(効果は次第に軽減)やエネルギー価格が低下する中、エア・リキードグループはマーケット以上の成長を達成しました。2015年の効率改善は約3億ユーロ、投資決定は合計24億ユーロとなり、グループの競争力を高めるとともに、未来への成長を支えます。同時に、米国におけるエア・ガス社買収に向けた合併合意やグローバルマーケット&テクノロジー創設により強化されるイノベーション戦略の実行はグループの発展と変革にとって大きな一歩となります。エア・ガス社買収と資金調達の影響を除き、経済環境に大きな変化がなければ、エア・リキードは2016年も純利益増を達成できると見込んでいます。」  


2015年連結売上は、16,380百万ユーロとなりました。前年比6.7%増、比較可能ベースでは3.3%増となりました。1 為替の影響(+6.0%)はエネルギー価格の影響(-2.6%)に一部相殺されています。為替の影響は、徐々に低下しています。

ガス&サービスの2015年売上は14,752百万ユーロを達成しました。前年比6.9%増、比較可能ベースでは3.8%増となりました。ガス&サービスの売上は四半期毎に継続的に改善し、年後半になるほど良い結果となりました。比較可能ベースで第4四半期は前年比4.8%増となりました。

発展途上地域でも堅調な成長となり、ガス&サービスは比較可能ベースで10.2%増となりました。全体として、ガス&サービスの2015年の成長はグローバルな工業生産のトレンドと比較し、満足な結果となりました。下記は個々の部門の結果です。

  • ラージインダストリー事業の売上は前年比5.2%増となりました。第1四半期に数社の顧客による予定外の生産調整がありましたが、これ以降の新規稼働や増設が好材料となりました。主にドイツ、ベネルクス、中国、サウジアラビアが貢献しました。特に第4四半期は9.3%増となりました。水素の販売量は急上昇し、特にヤンブーサイトの増設が貢献しました。アジアでの空気分離ガス需要は、高水準を維持しました。 
  • 工業事業は引き続き地域や分野によるばらつきが見られ、1.3%減となりました。北米の販売量は、低調な製造業や石油サービス関連の低迷に影響を受けました。アジア-パシフィック地域では、オーストラリアが鉱業の低迷で、売上減となりました。
  • エレクトロニクス事業の売上は、活況の日本、中国、台湾が貢献し、11.5%増と力強く成長しました。全ての製品群で成長を達成し、特にALOHATMとVoltaix製品を含む先端材料は30%を超える伸びとなりました。エレクトロニクス事業の機器工事を除く売上は、第4四半期を通して、二桁成長を継続しました。
  • ヘルスケア事業7.5%増と着実な結果を残し、先進国と発展途上地域の両方で引き続き成長しました。これは、ヨーロッパでの強力な価格低下圧力にもかかわらず、ホームヘルスケアでの継続的な需要拡大と特に活発な医療衛生関連製品の売上(17.3%増)が貢献しました。

    (1 為替変動、エネルギー価格(天然ガスと電力)と事業範囲変更の影響を除く)

E&Cの売上は775百万ユーロとなりました。比較ベースで前年比0.7%減となりました。厳しい状況の中、936百万ユーロの受注を得ています。

グローバルマーケット&テクノロジーの売上は、292百万ユーロに達し、比較ベースで前年比11.4%増となりました。この事業分野は、グローバルなアプローチが求められる新しいマーケットに向けたもので、特にエネルギー転換、極低温技術、航空宇宙、海洋開発への新ガスアプリケーションに関連した分野に注力しています。

営業利益9.8%増の2,890百万ユーロとなりました。営業収益率は高水準の効率改善(298百万ユーロ)とエネルギー価格低下により17.6%に改善しました(50ベーシスポイント増)。純利益は1,756百万ユーロとなり、報告ベースで5.5%増となりました。

キャッシュフロー(運転資本控除前)は7.0%増となりました。2015年12月31日における純負債7,239百万ユーロとなりました。負債資本比率は56.7%と健全な水準を維持しました。税引き後の使用総投資利益率(ROCE)10.3%となりました。非定常的なE&Cプロジェクトの影響を除くと前年同様10.8%となります。

2016年に2月15日に開催されたエア・リキード取締役会において、監査を受けた2015年決算報告書が承認されました。監査役は意見書発行のプロセスを進めています。次回の年次株主総会にて、取締役会は2.0%増の1株当たり2.60ユーロの配当支払いを提案します。配当日は2016年5月23日を、支払日は2016年5月25日をそれぞれ予定しています。取締役会は2016年5月12日の年次総会に提出する決議草案で下記を盛り込むことを承認しました。

  • 現在の監査法人であるアーンスト・アンド・ヤング・エ・オートル会計事務所との任期6年の更新とプライスウォーターハウスクーパースの採用。
  • 2008年以来取締役会メンバーを務めるKaren Katren氏と2012年よりシニア・エクゼクティブ・バイスプレジデントと取締役会メンバーを務めるピエール・デュフォー氏の任期4年の更新。
  • 2012年よりBPのCFOを務めているBrian Gilvary氏の任期4年の任命。Brian Gilvary氏の石油・ガス産業関連での知識、財務のノウハウや国際的大企業でのグローバルな視点を取締役会にもたらすことを期待します。

2015年12月31日でのPaul Skinner氏の任期終了を取締役会に知らせました。これは、当社会計監査法人にプライスウォーターハウスクーパースの採用することにより利益相反が発生するためです。Skinner氏の取締役会と取締役会内各委員会での多大なる貢献に対し感謝いたします。年次総会の後、取締役会は12名で構成され、11名が選出されます。年次総会にて選出される11名のメンバーのうち9名は内規に規定されるとおり社外から選任されます。取締役会は5名の女性とフランス国籍以外の6名のメンバーを含みます。さらに、取締役会は2015年ならびに2016年の役員報酬を決め、詳細はエア・リキードのウェブサイトに公表されます。役員報酬の内容については、昨年同様「報酬への見解」決議2項目に沿って株主に提出されます。最後に、取締役会会長とCEOの年齢上限を現在の市場環境を鑑み、現在の法定年齢制限である65歳から70歳に引き上げることを内規に規定することを決定しました。
 

お問い合わせ先

  • Corporate Communications 
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    Erin Sarret
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  • 日本エア・リキード株式会社
    広報部 豊山(とよやま)
    TEL 03-6414-6728 
     

今後の予定

  • 2016年第1四半期売上発表
    2016年4月26日
  • 年次総会
    2016年5月12日
  • 2016年上半期業績発表
    2016年8月1日
     
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