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2016年上半期業績: 堅調な売上増加 エアガス買収も順調

 

エア・リキード 会長兼CEO、ブノワ・ポチエの2016年上半期業績に関するコメント:

「この上半期の特徴的な出来事はエアガス買収完了です。本年、この効果は徐々に拡大しグループの業績に貢献します。緩やかな世界経済の成長の中で、ガス&サービスの売り上げは堅調な伸びを見せています。この成長は、エレクトロニクス事業のダイナミックな販売増、ラージ・インダストリー事業の強い需要、ヘルスケア事業の台頭によるものです。また、この上半期は為替の悪影響とエネルギー価格が低水準にあったことも特筆すべきことです。すべての地域において比較可能ベースで成長が見られました。今年初頭来、工業分野市場での需要がわずかながら改善したために恩恵を受けました。この増益はアジア・パシフィック地域と新興国で顕著に現れました。グループ全体で効率改善のため努力を続け、下半期はエアガスとの相乗効果が加わります。業績は、利益率の増加とキャッシュフローの成長が示す通りガス&サービスが堅調です。21億ユーロに上る投資準備金と、最近の新規契約が来年の成長に貢献するでしょう。エアガス買収を完了したことにより、9月又は10月に計画している増資を含めても、エア・リキードは2016年も一株当たりの増収増益を達成できるものと見込んでいます。」

 

2016年上半期の総売上は、5月23日に買収完了したエア・ガスの売上511百万ユーロを含めると8.295百万ユーロとなり、報告ベースで+2.2%の増加し、為替とエネルギー価格の影響を除くと対前年同期比は+8.0%の増加となりました。エアガスの売り上げを除いても、比較可能ベース1で1.7%増加しました。

ガス&サービスの売上は、5月23日以降のエアガス売上を含めて7.618百万ユーロとなり、報告ベースでは4.3%増加し、為替とエネルギー価格変動などの影響を除くと対前年同期比は+10.6%の増加となりました。エアガスを除いても比較可能ベースで+3.6%の増加でした。上半期は為替変動では-2.6%、エネルギー価格の低迷では-3.7%の影響がありました。

新興国での成長は力強く、ガス&サービスの売上は比較可能ベースで+11.4%と増加しました。

全体的にガス&サービスは、工業事業を除くと比較可能ベースで成長しました。

- ラージ・インダストリー事業の売上は、全地域においても鋭い伸びを見せ、+6.2%の増加となりました。特にドイツ、東ヨーロッパ、南北アメリカと中国の生産設備の増強に恩恵を受けました。昨年下半期に稼働したヤンブーサイトの2つの水素生産設備はこの上半期、特に第1四半期に大きな貢献をしました。中国はこの上半期を通して良い業績を維持し、米国は空気分離装置の新設により第2四半期に飛躍的な成長を遂げています。

-工業事業の売上は-1.6%と減少しました。それでもわずかな進展が欧州でみられます。主にバルクガスの高い需要で、第2四半期の売上は+2.7%の増加でした。北米では、農産食品、医薬品、および研究の市場が成長している一方で、エネルギーと金属加工の市場は石油関連産業の低迷に影響を受けています。このような市場の動きはエアガス社にも働き、上半期の売上は堅調でした。アジア・パシフィック地域ではばらつきが見られ、日本では売上が減少した中、中国は右肩上がりで伸ばしています。全体的にはグローバルでの低インフレの中、価格改定の効果により+0.4%となりました。

- エレクトロニクス事業は、+11.2%と堅調な成長をしました。これは+25%以上の増収となった設備サービスと先端材料の貢献によります。特にアジア・パシフィック地域において顕著で、日本・中国・シンガポールで二桁成長を記録しています。

- ヘルスケア事業の売上は+4.8%と増加しました。これは、在宅医療への継続的な高い需要と、+19%の増加となった衛生関連製品事業の躍動、そして新興国、特にブラジル・アルゼンチンが成長しました。ヘルスケア事業の第2四半期の売上は、エアガス社の病院への医療ガス販売による貢献で、為替変動を考慮すると、+11.5%の増加となりました。

エンジニアリング&コンストラクション部門の売上は、254百万ユーロと2015年上半期に比べると激しい落ち込みを見せています。エネルギー関連の主要なプロジェクトが低迷と新たなプロジェクト数が少ないことがマイナス要因となりました。

グローバルマーケット&テクノロジーの売上は、146百万ユーロでした。第1四半期の海洋・宇宙関連市場の貢献と、第2四半期のバイオガスの好調な売上で、比較可能ベースで+10.7%増加しました。


 

競争力強化を続けてきたエア・リキードグループは、本年の業績予想通り、上半期に143万ユーロ効率改善により得ました。エアガスとの統合が順調に進み相乗効果が期待されるため、下半期でもこの効率改善効果はより強化されます。ガス&サービスの営業利益19.6%となり、エアガス社の影響を除くと、2015年上半期に比べ+20ベーシスポイントと増加しました。

グループの上半期の純利益811百万ユーロを達成しました。エアガス社買収の影響を除くと842百万ユーロとなり比較可能ベースで+1.1%の増加となりました。2016年上半期は、エアガス社買収のための約100百万ユーロ(課税前)など、臨時支出の影響を受けました。本年下半期は米国での提案している資産売却が確定し、それによる資産売却益は、エアガス社買収の臨時支出にあてられます。

キャッシュフロー(運転資金要件変更後)は、エアガス社を除くと実質的には+23%増加しています。純利益はエアガス社の買収支払いが完了した後、2016年6月30日時点で199億ユーロでした。総負債は年末に自己資本比率の約100%に抑える予定です。

1為替、エネルギー価格変動と影響の大きいM&Aを除く(エアガス社)。

 

2016年上半期

 

  対前年同期比
(報告ベース)
対前年同期比
(エアガス含む、為替とエネルギー価格の影響除く)
対前年同期比
(比較可能ベース)

グループ売上

うちガス&サービス売上

8,295 M€

7,618 M€

+2.2%

+4.3%

+8.0%

+10.6%

+1.7%

+3.6%

営業利益 1,382 M€ -1.9% -

-

純利益
(グループシェア)
811M€ -4.6% - +1.1%
純負債
(2016年6月末時点)
19,860 M€      



エア・リキードは2016年7月29日に取締役会開催し、2016年6月30日までの連結業績をレビューしました。連結業績のレビューは、限定的な手続きでなされており、監査役から詳細な報告書が発行される予定です。

加えて、取締役会は市場状況に応じ、9月又は10月に30億から35億ユーロ分の優先引受権付増資を株主に対して行うことを確認しました。

また、エアガス社買収に貢献したチームのすべてのメンバーに対し、特別な業績株式付与を決定し、その詳細は同社のウェブサイトで公開されます。

 

お問い合わせ先

Corporate Communications 
Caroline Philips
+ 33 (0)1 40 62 50 84
Annie Fournier
+ 33 (0)1 40 62 51 31

Investor Relations
+33 (0)1 40 62 51 50

日本エア・リキード株式会社
広報部 豊山(とよやま)
TEL 03-6414-6728 

 

今後の予定

  • 2016年第3四半期売上発表
    2016年10月25日
  • Actionaria展示会(フランス、パリ)
    2016年11月18、19日
  • 2016年通期業績発表        
    2017年2月15日

 

産業と健康に技術とサービスで貢献するガス事業の世界的リーダーとして、エア・リキードは全世界80カ国で68,000人以上の従業員を擁し、300万以上のお客様と患者の皆様にサービスを提供しています。酸素、窒素、そして水素は、1902年の創業以来、当社の活動の柱です。

エア・リキードのアンビションは、産業ガスのリーダーであるために、長期的パフォーマンスを維持し、責任ある行動を取ることです。お客様本位の変革をし、長期的利益を目指します。オペレーションの優位性、厳選した投資、オープンイノベーション、ネットワーク組織はエア・リキードグループを成功へと導きます。エネルギー・環境分野での転換、変化するヘルスケア分野、デジタル化に注力し、社員の貢献と創造性で、全ステークホルダーへより大きな価値を届けます。

2015年の売上は164 億ユーロで、健康と環境保全に貢献するソリューションが売上の40%強を占めています。2016年5月23日、エア・リキードはエアガス社の買収を完了しました。同社の2016年3月期の総売上は53億ドル(約48億ユーロ)です。エア・リキードは、ユーロネクスト・パリ(A部)に上場されており、CAC40ならびにEuro Stoxx50 の構成銘柄です。

 

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