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日本エア・リキード、「神戸七宮水素ステーション」を開設

日本エア・リキード株式会社(以下、日本エア・リキード)は、かねてより建設を進めておりました「神戸七宮水素ステーション」を竣工し、本日開所式を執り行いましたのでお知らします。営業開始は2017年4月3日13時を予定しています。

新ステーションは神戸市内で初となる商業用水素ステーションで、神戸市中心部にほど近い臨海部の兵庫区七宮町1丁目に開設します。兵庫県内で2番目、近畿地方では現時点で最も西側に位置し、国道2号線や阪神高速道路神戸線といった幹線道路にも近いことから、近畿地方から中四国地方方面に向かうユーザーの利便性に資するものと期待しています。

神戸七宮ステーションは、当社が設計・設置したもので、直接所有・運営する商業用ステーションとしては愛知県の2カ所(豊田通商株式会社との合弁事業)、佐賀県の1カ所、先ごろ開所した福岡県の1カ所に続く5番目となります。弊社がこれまで建設を行ってきたステーションの中でも最も占有面積が小さいステーションとなる見通しで、土地の確保に制約が出やすい大都市における水素ステーションの1つのモデルとなると考えています。燃料電池車一台あたり3分以内で充填できます。

ステーション建設にあたっては、経済産業省と神戸市から初期設備投資への助成を受けます。

エア・リキード グループは水素ガスの製造・貯蔵・運搬から使用方法に至る幅広い知見と経験および全世界75カ所以上の燃料電池車向け水素ステーション設置の実績を持っております。2017年1月より関連する主要グローバル企業13社で立ち上げられ、新エネルギーとしての水素利用への移行に向けた長期ビジョンの提唱をめざす「水素協議会(Hydrogen Council)」においても、トヨタ自動車株式会社と共同議長会社を務めるなど、日本や世界各国における水素モビリティー技術の発展と普及に主導的な役割を果たしています。

日本エア・リキード株式会社 社長兼CEO、矢原史朗のコメント 「エア・リキード グループの水素に関する経験とイノベーションを活かし、環境に優しい未来のソリューションとして期待される水素エネルギーの実用化に貢献したいと願っております。省スペース設計が都市部でのステーション普及の一助となり、またそれが当社の創業の地、ここ神戸で実現できれば幸いです」

 

Kobe H2 station in Japan Opening ceremony

日本におけるエア・リキード

1907年、日本の産業の隆興とともに、エア・リキードは日本での事業を開始しました。現在では、2,000人の社員が、エレクトロニクス分野をはじめとする、全国15,000のお客様へのサービス提供に従事しています。グループ全体の拠点としては他に、茨城県つくば市に研究所(エア・リキード・ラボラトリーズ)、兵庫県神戸市にエア・リキードグローバルE&Cソリューションズジャパンがあります。

ク リーンエネルギーとしての水素

水素製造には、天然ガスをはじめさまざまなエネルギー源があり、再生エネルギーから作ることもできます。 「Blue Hydrogen」のスローガンのもと、エア・リキードはエネルギー利用のための水素製造の脱炭素化を段階的に進めていくこととしています。具体的には、以下の方法を用いて、2020年までにエネルギー利用のための水素のうち少なくとも50%を炭素フリープロセスによって製造することをめざします。

  • 水の電気分解やバイオガスなど再生可能エネルギーの利用
  • CCS(二酸化炭素貯留)技術の利用

天然ガス由来の水素はすでに大変環境効率の高いエネルギーキャリアです。この水素を燃料電池自動車に用いれば、内燃機関エンジン車と比べて、「採掘から走行(well to wheel)」ベースで、20%温室効果ガス排出を低減できます。

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